健康長寿で生涯現役の村づくり宣言をしました!(一部変更)

更新日:2023年03月01日

健康長寿で生涯現役の村づくり宣言 ~健康長寿日本一の村を目指して~

西目屋村民文化祭で老若男女が紙を手に持って前に並んでいる写真

 西目屋村は、平成26年11月16日(日曜日)に開催した村民文化祭にて地域一丸となって健康増進を図る「健康長寿で生涯現役の村づくり宣言」をし、『長寿日本一の村』を目指すことを誓いました。

 当日は、宣言時の立会人(見守り)として、沢田内科医院院長 沢田美彦 氏、弘前大学大学院医学研究科長・医学部長 中路重之 氏、中南地域県民局地域健康福祉部保健総室長 山中朋子 氏 がお越しくださり、宣言【宣言文・10の村民宣言】についての祝辞とご助言をいただきました。

 10の村民宣言では老若男女15名の代表が力強く宣言し、健康意識を高めました。宣言文では関和典村長が村民を代表して村の進むべき方向性をしっかりと確認しました。また、村長が先頭を切ってメタボ解消ダイエット宣言をし、一緒にメタボ解消する仲間を募りました。

 最後に、会場の約400人が一斉に防災にしめや広報でもお馴染みの吉幾三さんの呼びかけとともに、ラジオ体操をして、健康づくりに対する意欲を奮い立たせました。

黒ネクタイの男性がマイクを手に持ち話している写真
灰色ネクタイの男性がマイクを手に持ち話している写真
女性が黄色の紙とマイクを持って話している写真

宣言理由

 健康長寿になり、毎日いきいきと暮らすことはすべての人の願いですが、普段自分の健康について気にかける人はあまり多くはありません。自分自身や身近な人が病気になった時やライフイベントの節目の際に初めて「健康」を意識される方が多くみられます。一般的に、何事も継続するためには、ある程度のルールに基づいて、そしてみんなでやることが効果的です。

 そこで、今回の「健康長寿で生涯現役の村づくり宣言」というルールを策定し、これをきっかけとして、まずは自分自身の生活や体の状態と向き合い、さらには、家族、学校、地域全体、かつ、すべての世代で健康づくりの意識をもち、そして一人ひとり目標を掲げることとします。この取り組む姿勢こそが、村の健やか力を高め、村民一人ひとりの健康寿命を延ばします。生涯の限りある時間を有意義なものとし、病気治療のための通院時間を少しでも減らすことを目的にこのたび『健康長寿で生涯現役の村づくり宣言』をすることとしました。

宣言文

 世界自然遺産白神山地に抱かれた緑豊かな自然環境のもと、村民一人ひとりが尊重され、心身ともに健康で充実した人生を歩むために、生きがいを見つけながら日々の生活に満足した暮らしを続けられることは、すべての村民の願いであり、希望です。

 この思いを実現するため、村民と行政が一体となって健康づくりや生きがいづくりに取り組むことはもちろん、村民一人ひとりが「健康は自分自身や家族に贈ることのできる最高のプレゼント」と認識し、自ら積極的に健康づくりに努めることを誓い、ここに「健康長寿・生涯現役の村づくり」を宣言します。

10の村民宣言

  1. 1日1回は自分(家族)の健康を考える(実践する)時間を作り、進んで健康づくりに努めます。
  2. 生きがいや目標を持ち、日々の生活を魅力あるものにします。
  3. 笑顔で挨拶(「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」)し、積極的にコミュニケーションを図ります。
  4. 1日合計でラーメンどんぶりに入るくらいの野菜(350グラム以上)を食べることや塩分を男性8グラム・女性7グラム未満にすることを目標とし、1日3食バランスよく食に感謝しながらおいしく食べます。
  5. 日々の生活の中で体を動かす量(近くへは歩いていく等)を意識的に増やし、自分にあった運動習慣(ラジオ体操等)を身につけ実践します。
  6. たばこの健康影響を知り、禁煙に努め、子どもがいる場所等での受動喫煙防止を徹底します。
  7. 歯と口の健康を維持するため毎日の歯磨きを実践し、毎月8日の歯っぴーデイには歯ブラシを交換し口腔ケアに努めます。
  8. 休肝日を決め、お酒は健康にちょうどいいあんばい(節度ある適度な飲酒量)で楽しみます。
  9. 毎年1回は健診を受け、自分の健康状態を知り、生活習慣病予防や重症化予防に努めます。
  10. 地域見守り隊の一員としての意識を持ち、地域のつながり強化に努めます。

先生方のご助言

西目屋村民文化祭でステージ上の人々と観客が両腕を広げている写真

 沢田美彦先生「病気がある人ない人に関わらず、誰もが充実した人生を送る権利があります。健診を活用し、病気の早期発見早期治療を心掛け、仮に病気になった時は、私は皆さんの役に立ちたいと思います。」

 中路重之先生「健康は人生の最後の目標ではありません。生きがいを持って楽しく生活することが大切で、できれば健康でいた方が好ましいです。ぜひ、日本一の長生きの村にしていきましょう。」

 山中朋子先生「村の宝である子ども達を健やかに育てるため、禁煙にご協力ください。また、ご高齢の方は、病気にならないことも大切ですが、体の機能を落とさないために、地域活動に参加したり、運動をして体の筋肉を保つことに努めてください。元気な高齢者がいきいきと活動する姿が見える村になるよう願っています。」

お知らせと協力のお願い

 平成26年11月11日より役場庁舎内が完全禁煙となりました。また、中央公民館と合わせて県事業である『空気クリーン施設』に認定されましたので、村民の皆さまのご協力をよろしくお願いします。

この記事に関するお問い合わせ先

住民課保健福祉係
〒036-1492 青森県中津軽郡西目屋村大字田代字神田57番地
電話番号:0172-85-2804
ファックス:0172-85-2590
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