子育て支援対策について

更新日:2023年05月17日

西目屋村は『あなた(家族)の子育て応援隊』です

灰色の服を着た男の子がカメラ目線でこちらを見ている写真

 当村は、地域全体(官民一体)で子育てを応援しようと、『子育て応援日本一の村づくり宣言』をしており、あなたの子育て応援隊として、全力でサポートいたします。

これまでの子育て支援施策の経過

 村では安心して子どもを産み育てやすい環境づくりを実現するため、平成20年4月10日に『西目屋村少子化対策推進本部』を設置し、様々な少子化対策を検討し実施してきました。その後、村民の多様な子育て支援ニーズに対応するために、平成22年11月30日より、少子化対策を含む総合的な子育て支援対策として、名称を『西目屋村子育て支援対策推進本部』と名称を変更し、様々な子育て支援政策の拡充に努めてきました。

 平成26年9月17日に、村内外へ子育て支援政策をPRし、「この村に住みたい」と思う方々を増やすため、また、行政のみならず、村民を含む地域社会全体で子育てを応援するという意識の確立に向け、『子育て応援日本一の村づくり宣言』・『子育て応援PR看板設置』をいたしました。

 近年の子育て支援政策の拡充として、平成26年度は、『中学生に対するピロリ菌感染検査及び除菌費用全額助成事業~親子でピロリ菌を除菌しよう~』について実施し、平成27年度は、青森県では初となる『新生児聴覚検査費用全額助成』を開始しております。平成28年度には、近隣市町村へ働きに行っている村民の方から、放課後児童クラブ延長の相談を受け、平成29年度から放課後児童クラブをこれまでの午後5時から2時間延長し、午後7時まで実施することとしました。また、子育てに関連する教育支援として令和4年4月から新たに西目屋村給付型奨学金制度を開始しております。

 村の子どもの状況ですが、出生数は平成20年度の4名を最低値として、平成21年度より11名と増加し、その後、平成24年度まで7~8名で推移しており、平成25年度は14名と過去最高を記録しました。子どもの数については若干の転出者もいますが、転入者が上回り、総数として増加しています。

子どもの状況
年次 出生数(人) 子どもの数(出生数+転入出数・令和5年度4月末現在)
平成20年 4 8
平成21年 11 10
平成22年 8 9
平成23年 7 10
平成24年 8 8
平成25年 14 22
平成26年 9 10
平成27年 7 14
平成28年 6 7
平成29年 9 12
平成30年 4 6
平成31年(令和1年) 7 10
令和2年 4 3
令和3年 5 6
令和4年 7 6

101 141

 

 

 

子育て支援に関する方針

 村は、安心して子どもを産み育てることができるように、子育てに優しい環境を整えることを重点においています。子どもの健やかな成長を支援することはもちろん、育児支援者も心身ともに健康で、子育てができるように積極的に取り組むこととしています。

財源確保について

 村は多岐にわたる行政(村民)サービスの中、実施する政策に優先順位をつけながらメリハリのある予算執行で、村民に効果が反映できる政策を実施できるように努めております。また、行財政改革による削減効果を次代を担う子どもたちに充当しています。例えば、保育園や給食センター民営化などにより、削減できた部分を活用しています。

具体的な支援策について

村独自の村民負担ゼロ(完全無料)事業「11件」

問い合わせ先:西目屋村住民課保健福祉係 電話0172-85-2804

村独自の村民負担ゼロ(完全無料)事業の詳細
支援策 先駆的施行・開始年度

1.こども医療費無料(高校3年生に相当する年齢まで)

(注意)所得制限なし、入院費・食事代も含む
(注意)高校3年生に相当する年齢までとは、満18歳に達した日以降における最初の3月31日までのこと

東北初・平成20年度4月~(中学3年生まで)
平成23年度4月~(高校3年生に相当する年齢まで)

2.0歳児以上の保育料完全無料

(注意)令和1年度10月以降、0歳から2歳までが村独自助成で無料となり、3歳から5歳までは国施策で無料となります。

  • 3歳児以上 県内初・平成21年度~
  • 2歳児以上 県内初・平成25年度4月~
  • 0歳児以上 全国初・平成26年度4月~

3.妊婦健康診査(国の指定検査)に付随する妊婦検査費用無料

(注意)検査項目・助成金額・回数ともに無制限
(注意)ただし、治療にかかる検査を除きます

全国初・平成21年度4月~
4.産婦健診無料化(項目・上限なし) 全国初・平成21年度4月~

5.チャイルドシート無料貸し出し

(注意)利用状況によっては、借りられない場合もあります
(注意)新生児用5個、幼児用10個、学童用15個を所有しています

  • 平成12年度~
  • 平成18年度~無料化
  • 平成26年度~新生児対応
6.児童福祉施設利用時の自己負担の無料化(療育支援) 平成23年度4月~
7.妊婦歯科健診の無料化 平成23年度7月~
8.2種類(季節性インフルエンザ・おたふく)の任意予防接種費用の無料化

平成21年度季節性インフルエンザ(新型含)無料

平成25年度4月より3種類の任意予防接種が無料

(注意)平成31年度~季節性インフルエンザについて
0歳から高校3年生に相当する年齢及び年度末60歳以上無料(13歳未満は2回無料)

9.中学生に対するピロリ菌撲滅事業(検査・治療費無料)

県内初・平成27年度2月~

平成30年度~中学2年生から年度末40歳まで無料

10.新生児聴覚検査費用全額助成事業 県内初・平成27年度4月~

11.子宝育成奨励金

【令和5年4月1日以前生まれまで】『第2子 出産祝金・小学校入学祝金 計25万円』『第3子 出産祝金・小学校入学祝金 計35万円』 『第4子 出産祝金・小学校入学祝金 計37万円』 『第5子以上 出産祝金・小学校入学祝金 計50万円』

 

【令和5年4月2日以降生まれから】『第2子 出産祝金・小中学校卒業祝金 計25万円』『第3子 出産祝金・小中学校卒業祝金 計35万円』 『第4子 出産祝金・小中学校卒業祝金 計37万円』 『第5子以上 出産祝金・小中学校卒業祝金 計50万円』

(注意)受給資格:村に引き続き3年以上居住し、かつ住所を有する方

平成12年度~、第2子に関しては平成23年度~

 

令和5年4月2日以降生まれから変更点あり(支給総額は令和5年4月1日以前生まれと同じ)

子育てに関連する教育支援事業「3件」

問い合わせ先:西目屋村教育委員会 電話0172-85-2858

子育てに関連する教育支援事業の詳細
支援策 先駆的施行・年度

1.高校生奨学補助金(1人付 年額10万円)

「高校生」とは、西目屋村の住民で西目屋村から西目屋村立西目屋中学校弘前市立東目屋中学校、国立大学法人弘前大学教育学部附属中学校及び私立中学校に通学し卒業した者で、全日制高等学校、定時制高等学校及び八戸高等専門学校修業年限三学年まで在学する学生をいう。

昭和57年度~、平成21年度増額
2.高校生・大学生・大学院生奨学育英資金(高校年間18万円 大学等年間60万円) 平成12年度4月~/大学院生に関しては平成25年度4月~
3.西目屋村給付型奨学金(大学に進学する者年間20万円、大学に生在する者年間10万円) 令和4年度4月~

国施策に先駆けて実施した事業「5件」

国施策に先駆けて実施した事業の詳細
支援策 先駆的施行・開始年度
1.子宮頸がんワクチン接種事業完全無料

県内初(個別)・東北初(集団)平成22年度6月~ (注意)平成23年2月から国で接種費用助成無料

2.ヒブワクチン予防接種補助金支援事業

県内初・平成22年度6月~ (注意)平成23年2月から国で接種費用助成開始

3.水ぼうそう予防接種補助金支援事業 平成25年度4月~ (注意)平成26年10月から国で接種費用助成開始
4.B型肝炎予防接種補助金支援事業 平成25年度4月~ (注意)平成28年10月から国で接種費用助成開始
5.ロタウイルス予防接種補助金支援事業 平成25年度4月~ (注意)令和2年10月から国で接種費用助成開始

緊急支援事業「1件」

支援策

1.全村民を対象とする新型インフルエンザ予防接種費用の完全無料化及び医療機関無料送迎、予防マスク無料配布

先駆的施行・開始年度

平成21年度

定住促進住宅

問い合わせ先:西目屋村建設課建設係 電話0172-85-2802

整備
  • 平成17年 6戸
  • 平成19年 8戸
  • 平成21年 8戸
  • 平成29年 3戸
定住促進住宅に住む子ども数の推移
定住促進住宅に住む子ども数の推移の詳細
1日現在 こどもの数(人) 世帯数(世帯)
平成19年4月 15 14
平成21年4月 30 22
平成22年4月 32 22
平成23年4月 31 22
平成24年4月 36 22
平成25年4月 33 22
平成26年4月 38 22
平成27年4月 38 22
平成28年4月 38 21
平成29年4月 47 22
平成30年4月 55 25
平成31年4月 52 25
令和2年4月 54 25
令和3年4月 51 25
令和4年4月 53 25
令和5年4月 54 25

家族の健康が子育て支援につながります

 当村は、子どもに対する支援だけでなく、働く世代やサポート世代(おじいちゃん・おばあちゃん)に対する支援の充実も図り、心身ともに健康で子育てができる村づくりを目指しています。

村独自の具体的な支援策について

問い合わせ先:西目屋村住民課保健福祉係 電話0172-85-2804

村独自の具体的な支援策の詳細
支援策 備考
1.健(検)診料金が全額無料! 平成27年度の国保特定健診及び後期高齢者健診の受診率はともに県内1位で、その後も各種がん検診とともに県内トップクラスを維持しています。20~39歳の健康診断も実施しています。
2.胃がん撲滅大作戦決行中!! 将来村民の皆さまが胃がんを発症しないように、ピロリ菌感染検査費用と除菌治療費用を全額助成(無料)しています。対象者は、年度末現在で中学2年生から40歳までです。
3.高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種料金が無料!!!! 死因第3位である肺炎の重症化予防を目的に、65歳以上であれば定期対象者以外も独自に任意対象者として全額助成しています。

その他子育て関連情報

西目屋村からのメッセージ

あなた(家族)の子育て応援隊

 私たちの住む西目屋村には、世界自然遺産・白神山地に抱かれた豊かな自然があります。この自然豊かな環境で、子育て支援事業を提供できることを誇りに思っています。

 赤ちゃんは村の宝で行政として学ぶべき対象です。それは『赤ちゃんの一期一会』です。純真無垢な赤ちゃんにとって、触れるものすべてが初めての出会い(体験・刺激)となり、ひとつひとつの行動体験をスポンジのように体に染み込ませ成長していきます。私たち行政も赤ちゃんのように、多様な育児ニーズに柔軟かつスピーディに対応する必要があると考えています。

 子育てには不安が付き物ですが、過度の育児不安があったり、ひとりで頑張りすぎていたり、ストレスがかかっていたり、経済的不安などがある状態は『望ましい育児環境』ではないと思います。不安な気持ちはお子さんに伝わり、子どもの成長発達に悪影響を与える可能性があります。とある『うた(詩)』に『張りすぎてもだめ たるんでもだめ ちょうどいいあんばいが一番いい』というフレーズがあります。子育ては『ちょうどいいあんばいで育てること』が大切です。

 当村は、あなた(家族)の子育て応援隊として『未来への投資』と『支援』を惜しみません。ぜひ、私たちと一緒にこの西目屋村で楽しくちょうどいいあんばいで子育てしてみませんか。

この記事に関するお問い合わせ先

住民課保健福祉係
〒036-1492 青森県中津軽郡西目屋村大字田代字神田57番地
電話番号:0172-85-2804
ファックス:0172-85-2590
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