クマの出没にご注意ください!

更新日:2023年05月19日

青森県から「ツキノワグマ出没注意報」が発表されています。

県では、下記の期間中、ツキノワグマ出没注意報を発表しています。
林野庁東北森林管理局が実施した令和4年秋期の結実状況調査において、クマのエサとなるブナの実が並作であり、県が定める「ツキノワグマ出没注意報等発表実施要領」に基づく注意報の発表基準に該当したことにより、発表されたものです。
※ブナの実が豊作又は並作の場合は、クマの栄養状態が良くなり出産が増えるため、冬眠明けの母グマが子グマのエサを求めて行動範囲を広げるおそれがあります。

期間:令和5年4月7日~令和5年11月30日

そのため、クマの出没による人身被害等の発生が懸念されることから、以下の点に注意し、クマ被害の防止対策を講じてくださるようお願いします。

<クマ被害の防止方法>
・クマの出没状況に気を配り、出没が確認されている場所には近づかない。
・山に入るときはなるべく複数で音を出しながら歩く。
・クマを誘引する生ごみや野菜・果実の残渣を適切に処理する。

<クマの出没を防ぐには>
(1)農作業を行う際に注意すべき事項
・作業中にラジオなど音の出るものを携帯するなど、自分の存在をアピールすること。
・クマ類の出没情報に留意し、クマ類の行動が活発になる早朝、夕方の作業時には、周囲に気をつけること。
・森林、斜面林などのそばの農地は、クマ類の出没ルートとなりやすいので特に注意し、周囲の灌木の刈払いなどを行うこと。
・頻繁にクマ類が出没する地域においては、できるだけ単独での作業は避けること。
(2)誘引物の適切な管理
・クマ類を誘引する生ごみや野菜・果実の廃棄残渣等は適切に処理すること。
・農地では果樹園が最も被害を受けやすいところであり、収穫後の放置果実は適切に除去すること。
・クマ類は、収穫物収納庫に入り込んで採食することもあるため、収納庫はきちんと施錠するなど管理を徹底すること。
・草刈機などに使われるガソリンなどの揮発性物質も、クマ類の誘引物となるため、保管場所等に注意すること。
 

<もしも、クマに遭遇してしまったら>
(近くにクマがいることに気が付いた場合)
・落ち着いて、クマに背を向けずに、ゆっくりとその場から離れましょう。
・クマを驚かすので、大声を出したり、走って逃げるのはやめましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

産業課産業係
〒036-1492 青森県中津軽郡西目屋村大字田代字神田57番地
電話番号:0172-85-2801
ファックス:0172-85-2590
​​​​​​​西目屋村役場(代表)へのお問い合わせ