白神のシンボル クマゲラ

更新日:2023年03月01日

黒い体色のキツツキが、木の穴の中にいる2匹の雛の前で留まっている写真

 体長45センチメートルほどの大型のキツツキ科の鳥で天然記念物に指定されています。ブナの木だけに巣穴を作るクマゲラは、永らく北海道の原生林にしか棲息しないといわれてきましたが、今では白神山地のシンボルともいえる存在になっています。黒色で雄は頭頂部、雌は後頭部のみが赤くおり、枯れたブナに巣くうムネアカオオアリやカミキリの幼虫を掘って食べ、4~6月にかけて繁殖します。

 大変警戒心が強いので、めったに姿を見ることはできません。ブナ林を飛ぶクマゲラを見ることができたらとても幸運といえるでしょう。

この記事に関するお問い合わせ先

産業課商工観光係
〒036-1492 青森県中津軽郡西目屋村大字田代字神田57番地
電話番号:0172-85-2800
ファックス:0172-85-2590
​​​​​​​西目屋村役場(代表)へのお問い合わせ